塾なし大学受験応援ブログ

塾なし大学受験に挑戦する娘を応援するとらママブログ

高3 6月英検2級 【英語資格利用 塾なし大学受験】

こんにちは。とらママです。
今日はことらが挑戦した英検2級について記事にしたいと思います。

今多くの大学では英検をはじめとした外部資格を入試に利用することができます。
総合型選抜や公募推薦では出願基準となっていることがあります。
また、一般入試でも受験の際の英語の換算点として確保できることがあります。
同じように専門学校でもこれらの外部資格が有利になったり入学金や授業料が免除になることが多いようです。

もちろん大学や学部、入試形式によりますので一概には言えませんが持っていて絶対損はないと思います。

とらママと姉トラの英検事情

とらママも姉とらも高3の1学期に英検2級に合格しました。

とらママは公立高校の英語科だったので、英語科の目標として卒業までに英検2級合格というのがありました。
特別に英検対策の授業があったわけではなかったのですが、普通科に比べると英語の授業数がとても多かった記憶があります。
高2では不合格だったものの、高3の1学期に英検2級に合格しました。
2次に対しても特に対策をしたわけではないのですが、Speaking(当時のOral Communication)の授業も多かったのでなんとかなった記憶があります。

姉とらは高校入試に向けて、中3で英検3級に挑戦し合格しました。
公立高校の入試でも内申書に書くことができましたし、私立高校の併願の際にも加点があったりと周りも含めて多くの子たちが英検3級に挑戦していたと思います。

その後大学受験で必要だったわけではないのですが、ちょうどコロナ禍で休校になってしまった期間にせっかくだからと英検2級の勉強を自分ではじめて、問題集を2周解き、無事高3の1学期に英検2級に合格しました。2次試験の対策はその問題集についていた2次対策のCDを自分で聞いたりしていたみたいです。

こつこつと続けることができる姉とららしいです。

ことら英検初受験の一次試験対策

ことらは元々英語がすごく得意というわけではなくて、数学の次に比較的マシな科目という程度でした。
ただ、中学の時にニュージーランドに短期留学したことがあったおかげなのか、リスニングが意外とできるかなという程度です。授業でも英語の先生に時々発音を褒められるそうです。

高校入試を控えた中3の時に姉とらと同じように英検3級を目指すように勧めたのですが、人見知りな性格もあって「2次の面接がとにかくイヤ!」という理由で挑戦もしませんでした。
(その代わりということで漢検3級に挑戦して合格しました。内申が良くなかったのでこういうところで加点をもらうしかなかったのです)

そして大学受験を控えた今年、やはり同じように英検2級の受験を勧めたのですが中学の時と同じ理由で「イヤだ」と言われました。
それならGTECをきっと学校で受けるから・・・と思ったら今年度は3年生は学校での受験はできないと知りました。
1年生2年生と毎年学校で受けていたのに。
ところが、
高校の仲の良い子が我が家と同じように親に英検受験を勧められて、うちの子に相談したそうです。
結局渋々その子と一緒に受験することにしました。

とらママが勧めた時は絶対受けないって言っていたのに!

学校に受験の申込みをしてからの試験対策でした。
本人もついでに受験くらいの気持ちだったので姉とらの使った問題集をそのままことらに渡して勉強してもらうことにしました。
(本のアフィリ)
ところが1回分解いただけで本番を迎えてしまいました。
おそらくリスニングは手を付けていなかったと思います。
英検自体初めて受けるというのに・・・。
このころはあまり勉強する気になれなかったそうです。

当日の手応えとしてはイマイチだったそうです。
ただもう少しちゃんと勉強すればイケるかもという感触だったとのこと。
もったいない。。
ことらは総合型選抜には間に合わないけど秋に再チャレンジするのもありかなと思ったようです。

結果の出た当日、あまり期待することなくスマホでチェックすると

一次試験 合格

と画面に表示されていて親子でびっくり!
喜んだのも束の間、二次試験どうしようとことらはかなり困っていました。

姉とらのときも思いましたが、スマホで合格見れるのっていいですねぇ。 とらママのときはもちろん紙のみでしたので。

ことら英検初受験の二次試験対策

さすがに2次試験は対策をせねばとことらも思ったようで早速姉とらに相談。
大まかな流れの説明を姉とらから受けたものの「やっぱり無理!」とお手上げ。

姉とらは
「英検の2次で落ちる人なんていないんじゃないの?」と。
そう思う人もいるでしょう。
でもとらママは2次で落ちた友人を知っているので油断大敵です。
一次試験対策で使った問題集にも二次対策のページもあったので目を通し、試しにとらママが試験官役として挑戦してみましたが結構難しい。
姉とらはよく合格できたね、と感心しつつこちらまで不安になりました。

お伝えしているようにことらは塾に通っているわけでもないので相談するなら学校の先生しかいないわけで
ことらは英語の先生に相談に行こうと思っていました。

すると朝のHRで
「英検一次合格おめでとうございます。
二次試験の面談の対策を希望する人は英語科〇〇まで」
というプリントを担任の先生から渡されたそうです。

学校申込の英検だったので、学校側も合否をわかっているんですね!
(当たり前といえば当たり前ですけどね)

ことらはさっそく英語科の先生のところに相談に行き、別日に面接対策をしてくださいました。
流れの説明の後、模擬試験として実際と同じように受けたそうです。
その後良かったところ、直したほうが良いところを講評してもらったようです。
特に

  • 発音は良いので自信をもってゆっくり丁寧に音読すること
  • 問題文を聞き返しても大丈夫
  • 笑顔も忘れずに

とアドバイスをもらいました。
ことらはこの他にyoutubeなどを見てよく質問されるポイントの解説動画などを観たようです。
前日にはまた問題集に載っていたサンプル問題を使ってとらママも練習に付き合いました。

当日は偶然にも一番近い大学が試験会場だったため徒歩で向かい、受験。
感じの良い試験官だったので良かったと言っていました。
手応えの方はまぁまぁかなと。
ただ、 enegy の発音を間違えていたことを終わってから気づいたらしくショックを受けていました。 


(カタカナ表記するなら エナジーが正しいですよね。 ことらは普通にエネルギー読みをしてしまったらしいです。ドンマイ!)

結果は1次のときと同じようにスマホで確認しました。

2級 合格

無事2次試験も合格し、晴れて2級合格となりました。
よかったー。
急な受験、急な2次試験対策でしたがなんとか合格でき良かったです。

大学受験に向けて

無事に合格できた英検2級。
大学受験では有利に使えることが多くあります。
総合型選抜や公募推薦では出願基準となっていることがあります。
また、一般入試でも受験の際の英語の換算点として確保できることがあります。
同じように専門学校でもこれらの外部資格が有利になったり入学金や授業料が免除になることが多いようです。

英検は合格・不合格のほかにスコアがわかります。
受験制度によってはこのスコアを判断基準に優遇が受けられることがあるので、ただ合格を目指すだけでなく一つでも多く正解できると良いということですね。

英検以外にもGTECやTOEFLTOEICのスコアでも可能なことが多いので高校1年生、2年生のうちからぜひ検討してみてくださいね。

といいつつ現時点でのことらの志望校の入試区分では英検2級を使える入試はありません。

torastudy.hatenablog.com


ないのですが、英検2級に合格できたことがきっかけでことらは大学でも英語を勉強したいという気持ちが強くなってきたようで
英語学科や英語系のコミュニケーション学科を受験する方向にシフトしています。
もしかしたら今後滑り止めなどで使える受験を増やすかもしれません。
友達が誘ってくれて本当に良かったと、とらママは思っています。

大学受験に向けて外部英語資格受験のメリット・デメリット

【メリット】

  • 英語の勉強の総復習ができる
  • スコアがでる資格であれば英語学習の習得度の目安になる
  • 大学受験の際、利用できることが多い

【デメリット】

  • 対策をしようとすると時間が取られる
  • 費用がかかる